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1日目6月29日(木),2日目6月30日(金)
3日目7月10日(月),4日目7月12日開催(水)
アイアール技術者教育研究所 公開セミナー
3日目7月10日(月),4日目7月12日開催(水)
アイアール技術者教育研究所 公開セミナー
いずれか1日からのお申し込みでもOK!
製図・機械要素・部品加工 新入社員集合研修
《4日間で新入社員の機械図面・機械要素・部品加工の基礎固め!》
《4日間で新入社員の機械図面・機械要素・部品加工の基礎固め!》
セミナーの内容(予定)
1日目 知識ゼロでも大丈夫!はじめての図面の読み方 :6月29日(木)9:30~16:30
1. 図形の基本を知る
・業務における図面の役割とはなにか
・図面要素:図面にはどんなものが描かれているのかを知る
・実力診断テスト:○☓クイズによる現状知識の確認(自己採点)
2. 図面から形状をイメージする
・「投影法」とは:立体を平面上に表す「投影法」を知る
・「第三角法」で描かれた形状を読み取る:ミニ演習(投影図の描きとり)
3. 図面に描かれている記号の意味を知る
・形状を表す寸法補助記号:∮、R、C、tとはなにか?どう使うか
・特殊記号について:M○○とは?H7とはなに?どう使うか
・演習問題1:寸法の描きとり(寸法がどの形状を表しているのかを理解する)
・演習問題2:寸法の描きとり(記号の意味を理解する)
4. まとめ
・実力確認テストと解説
・質疑応答
※受講される方は、マイク・カメラ付きのPCでご参加ください。
2日目 機械製図を学ぼう!実践編《Level 0》最新JIS製図と図解力完成 :6月30日(金)10:00~17:00
1.図形の理解とJISの基本
・設計と図面の役割
・実力診断テスト
・JISの決まりごとと第三角法
・図解力向上(立体⇔投影図)
・演習:フリーハンドによる立体・投影図の作図練習
2.投影図の表し方と寸法記入
・投影図の決まりごとと最適な投影図の選定
・寸法記入の決まりごと
・ISOに準拠したねじ製図の変更点
・演習:フリーハンドによる寸法記入練習
3.寸法記入の考え方
・寸法の配置と普通許容差
・JISの定める寸法記入原則
・設計意図を表わす寸法記入
4.まとめ
・実力確認テストと解説
・質疑応答
※2日目に限り、定員8名・対面講座のみの実施です。受講者様は日本アイアール株式会社(秋葉原)にてご受講ください。
※鉛筆等のフリーハンド製図に使用する筆記用具と、4色ボールペンをお持ちください。
3日目 機械要素の基礎:7月10日(月)9:30~16:30
1.歯車
・歯車の基礎
・二軸が平行な歯車
・二軸が交わる歯車
・様々なケースで見る、歯車による変速のしくみと使い方
・歯車による減速機構のしくみと実例
・トルク伝達の考え方と計算方法
・歯車の強度計算の基礎
2.ベルト
・ベルトの働きと種類
・ベルトによる変速の考え方と計算方法
・ベルトの形状と寸法、各種ベルトの選定方法
3.軸と軸受
・軸受けの役割、転がり軸受と滑り軸受の特徴
・転がり軸受の種類
・転がり軸受の選定方法と、軸受の寿命
・クリープを防止する羽目愛の種類を理解する
・すべり軸受の基礎、構造と実用例
・滑り軸受の潤滑と、ストライベック線図の読み方
4.ねじ
・ねじの基本と設計者に必要な知識
・様々なねじの種類と特徴、電気亜鉛めっきの種類と使い分け
・ボルトとナットの種類、各部名称と強度区分を知る
5.ばね
・ばねの基本と設計者に必要な知識
・弾性変形と塑性変形、応力ひずみ線図とフックの法則を理解する
・ばねの種類と目的別の使い分け
・圧縮ばね、引っ張りばね、ねじりばねの要目標の読み方と使用上のポイント
※受講される方は、マイク・カメラ付きのPCでご参加ください。
4日目 設計目線で見る部品加工基礎講座《切削・研削・板金1日コース》:7月12日(水)9:30~16:30
1.機械加工の代表・旋盤加工とフライス加工
・ 切削加工とは
・旋盤・フライス盤の仕組みと加工例
・切削加工における設計上の留意点
・【演習】加工法の推定と投影図描きとり
2.切削とは違う研削加工とその他の切削加工
・ 研削加工とは。切削加工との違い
・ 平面研削盤の仕組みと加工例
・ 円筒研削盤とセンターレス研削盤の違いと使い分け
・ ボール盤加工の用途
・ ブローチ加工の用途と加工例
・ 加工における設計上の留意点
3.板金加工のプロセスと特徴
・板金専用の材料を知る
・切断・打ち抜き加工に用いる機械の仕組みと役割
4.曲げ加工の原理と特徴・演習問題
・ 板金専用の材料を知る
・ 切断・打ち抜き加工に用いる機械の仕組みと役割
・ 曲げ加工特有の設計上の留意点
・ 【演習】部品の展開図を作成する
5.設計におけるコストの考慮
・部品加工にかかるコストの基本的な考え方
・【演習】加工法と加工費の推定
※受講される方は、マイク・カメラ付きのPCでご参加ください。
講師プロフィール
今井 誠(いまい まこと)
日本アイアール株式会社 技術コンサルティング部
やなか技術士事務所 代表
日本技術士会(正会員)、千葉工業大学技術士会(理事)
技術士(機械部門)、エックス線作業主任者、研削といし特別教育、
3次元CAD利用技術者試験2級、3Dプリンター活用技術検定 など
大学卒業後、機械系メーカーや特許事務所を経験の後、2020年に「やなか技術士事務所」代表として独立。
型彫放電加工において、微細深穴加工、超硬材や脆性材の加工技術の開発を行うとともに、型彫放電加工においてネックであった生産性の低さを、電極の成形時間及び再整形時間に着目し、WEDG法(ワイヤー放電加工の一種)を活用することでこれらの時間を短縮し、生産性の向上を図る。WEDG法を導入するにあたっては、型彫放電加工機に設置するためのWEDG装置を発案、設計、製作、評価までを一貫して担当している。
また、工業用ダイヤモンド、サファイア等の工業用宝石の加工方法等の開発経験から、幅広い 加工技術及び社内加工設備の設計、試作、評価までの製造技術全般を得意としている。
近年では、3Dプリンターに着目し、FDM型及びSLA型の3Dプリンターの導入経験及び3Dプリンターについて広く知識を有しており、企業等における3Dプリンターの導入支援を行っている。
藤崎 淳子(ふじさき じゅんこ)
Material工房・テクノフレキス 代表
長野県南信工科短期大学校 非常勤講師
独立行政法人長野職業能力開発促進センター松本訓練センター 講師
日本技術士会(正会員)、千葉工業大学技術士会(理事)
技術士(機械部門)、エックス線作業主任者、研削といし特別教育、
3次元CAD利用技術者試験2級、3Dプリンター活用技術検定 など
1980年代より、工作機械・工具販売商社、樹脂材料・加工品商社、プレス金型メーカー、基板実装メーカーなど数社の勤務経験を経てモノづくりの知識を深める。
紆余(うよ)曲折の末、2006年にMaterial工房・テクノフレキスを開業。
設計業者としては、主に電子部品製造メーカーの生産現場を支援する治具や機器の設計製作を請け負い、「一人ファブレス」として現場打ち合せ、設計、部品加工手配、組み立て、納品を一人でこなす。
他、「ママさん設計者シリーズ」と称した、モノづくり初心者にやさしい技術コラムの執筆と、製造現場に向けた次世代モノづくり人材育成活動として、機械製図基礎講習、加工法講習、3D設計ツールを活用した一気通貫モノづくり等の講習を行っている。
工作機械メーカー、部品加工メーカー等における社内研修の実績多数。