N.Yさん
知的好奇心は止まらない!
最新の技術に触れられるのがこの仕事のだいご味
- 入社年
- 2021年
- 基礎データ
- 理系大学院修士課程卒業、人材派遣業で研究開発の営業と特許庁を経ての中途採用者
日本アイアールに入社して何年目になりますか?
2年とちょっとになります。業務の関連上、以前から日本アイアールのことは知っていて、特許調査の会社の中でも調査だけでなく技術者教育などいろいろな事業を展開しているところに興味を持ち、ちょくちょく同社のサイトを訪れては採用情報をチェックしていました。
そんな思いが通じたのか、念願かなって子供の学童保育期間が終了する年の4月にパートタイムのサーチャーとして採用されたのですが、当時は新型コロナ流行期の真っただ中。小学校の登校自体も外出自粛で危ういものとなり、子どもが在宅することになったのです。
新型コロナまん延期のただ中という状況もあり、新しい学年で子どもの生活が落ち着いてから、とフレキシブルに対応していただき、約半年も入社を待っていただくことができました。
社員として登用していただいたのは、それからさらに半年近くたった2021年8月。
入社を遅らせゆとりを持たせるというアイアールからの思いもよらぬ提案のおかげで、コロナ禍の不安と学童のない新生活への不安を子供に感じさせることなく、スムーズに通常勤務に移行できたので、本当にありがたかったな、と感じています。
現在主に従事している業務についてお聞かせください。
サーチャーの時は、特許調査やバイオ関連のコラム作成や教育用のe-ラーニングの作成を行っていました。正社員登用後、特許調査自体はサーチャーさんにお任せする事が多いのですが、調査のためのお客様との打合せ、情報収集やサーチャーさんのマネージメント業務など、業務の範囲は広がりました。
前職では何に従事されていましたか?
卒業後はバイオ系の技術職で4年程実験の仕事をしていました。その後、人材サービス会社で研究開発業務の人材派遣や人材紹介のコーディネーターを10年行い、その仕事の中で知った特許調査に興味を持ち、特許庁で約2年特許に関わる仕事を行っていました。
大学では生物学を専攻していたので、そのまま研究室に残り研究を続けるという選択肢がないわけでもなかったのですが、当時から1つの研究に没頭してそれだけを極めるという研究者の自分が何となくピンとこないものがあって……。とはいえ、科学技術にふれることのない別分野への就職は全く考えられませんでした。
新しい技術に触れることができ、それを社会により良い形で循環させるという特許関連業務には以前から興味があり、将来的には特許に関わる仕事がしたいと考えていました。
学童保育期間はワーキングママにとってモラトリウム期間でもあり、次のステージに向かう準備期間でもあります。 特許関連の業務に就きたいという思いから、 アイアールで働きたいという思いは日に日に強くなっていきました。
当時アイアールが人員を募集していて門戸を開いていたのはラッキーでしたが、それがなかったら・・・・・・と思うと大きな賭けに出ていたんだな、と自分でも思います。
日本IRに入社したきっかけをお知らせください。
特許を専門に扱う会社である日本IRのことは以前から知っていました。特許のことをもっと知りたいと思って特許庁では、初めて特許に関する知識を学びました。
私生活では子どもの学童期間が無くなるという大きな節目の年を迎えました。同時に私自身のキャリアについても真剣に考えるようになっていて、子どもと共に新たなステージで活躍したいという思いが募っていました。それが転職の大きなきっかけです。
パートタイムで特許調査の仕事を1年行った後、正社員のお声がけをいただきました。在宅で続けられるので子供がいても安心して仕事ができる環境で、実際の調査以外にも顧客対応もできるので、仕事の幅が広がると思い、やってみたいという思いが高まりました。
日本IRの社内の雰囲気,仕事のやりがいなど忌憚なく教えてください。
日本アイアールでは調査の窓口担当は少人数になるので技術分野の幅広さも含め、仕事内容も多岐にわたります。どの業務も主体的に仕事に関わり、メンバーと連携を取って行うことが大事だと思います。
フラットな組織なのでわからないことがあればそれを詳しい方にすぐ相談できますし、ていねいな回答をもらえるというメリットもありますね。お客様や一緒に仕事をするメンバーに対して誠実に接していれば、年齢やキャリアなど関係なく楽しんで仕事ができる風通しのよい社風であると思います。
ある1日の
業務スケジュール
- 09:00
出社
メールチェックとリプライ対応- 10:00
特許調査検討中のクライアントとのオンライン打ち合わせ・議事録の作成
- 12:00
昼食
- 13:00
メールチェックと特許調査
- 14:30
特許調査のための情報収集、検索式作成
- 16:00
記事執筆
- 17:00
クライアントおよび社内との連絡調整
- 18:00
帰宅
案件の内容によっては打ち合わせの時間や調査に費やされる時間が大きく変わり、このスケジュール通りにいかないというのが実情です。
どんな案件もきめ細やかで緻密な調査と仕様設計をサーチャー(調査員)に手渡すことで、クライアントの意に沿った最善の結果を導き出せるという自負があります。
お休みの日の使い方や趣味などお知らせください。
普段は在宅勤務やデスクワークが中心で運動不足なりがちなので、子供が習っている空手に一緒に参加してストレッチやボクササイズで体を動かすようにしています。仕事は土日祝日休みで、平日も休みの調整がしやすいので、オンオフの切替はしやすいですね。
日本IRを志望される方にメッセージをお願いいたします。
科学技術に対する「知りたい」という知的好奇心はこの業務にはもちろん欠かすことができないかもしれませんが、1人でできる仕事ではないので、お客様のために何ができるかを考え、一緒に働くメンバーとワンチームになって案件に取り組み、問題解決を図っていくのが重要となってきます。チームで取り組むというのもこの仕事の魅力だと思いますね。
日本アイアールは社員のライフワークバランスに対する感度が高い会社だと思います。
社員の個人的な諸事情を汲み取り会社生活をいかに継続できるかを社員の身になって考えてくれる、血の通った人員登用をはかってくれます。
経験のあるなしに関わらず、知的好奇心と探求心の強い方はぜひともアイアールの門をたたいてほしいですね。