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技術ノウハウのリスクマネジメントと活用を極める実務セミナーシリーズ【①基礎知識編】
営業秘密・ノウハウの法的保護と実務の基本
セミナー詳細
セミナーについて
近年、日本企業の元技術者等による営業秘密(トレードシークレット)・ノウハウの漏洩事件が頻発しており、その対策は急務となっています。多くの企業にとって技術流出によって生じるリスクの大きさは計り知れません。
本セミナーでは、営業秘密・ノウハウの「保護」に関して必須となる法的知識を整理しつつ、企業における実務的な課題について解説いたします。
営業秘密の法的保護関係は複雑です。もちろん不正競争防止法の正しい理解は不可欠となりますが、実務上は特許法等の他の法律や、契約・社内規程類等と併せて検討すべき問題が多く、「複合的な知識と対策」が求められます。
営業秘密・ノウハウの保護について知っておくべき基礎知識をマスターすることを目的とした講座のため、これから自社で具体的な対策を検討していく立場にある方に最適な内容となっています。受講するメリット
- 自社の営業秘密・ノウハウを保護するために必要な法的知識を習得することができます。
- 知識と実務上の課題を整理することで、営業秘密の適切な管理に繋げることができます。
★このセミナーシリーズは、応用編として
②管理実務編 ③活用・戦略編 の開催を予定しています。
併せてご受講頂くことで、ノウハウのマネジメントに関する総合的な知識・スキルを効率的に習得できます。
目的やレベルに応じて、応用編の各講座もご活用ください。ご参加お待ちしております。セミナー内容
- ◆ 知的財産・知的財産権としての営業秘密
- ◆ 不正競争防止法による営業秘密の保護
- ◆ 営業秘密の「保護」に関する実務的課題
- ・営業秘密の特定
- ・職務発明規程におけるノウハウの取扱い
- ・秘密管理性の確保
- ◆ 特許出願かノウハウキープかの判断基準
- ◆ 共同研究開発における営業秘密の諸問題
- ・秘密保持の問題
- ・営業秘密の「帰属」
- ・ライセンス許諾について
- ◆ 営業秘密・ノウハウと先使用権
講師プロフィール
石田 正泰 (いしだ まさやす)
青山学院大学法学部特別招聘教授、経済産業省政策評価懇談会委員
(一財)経済産業調査会監事、(一社)日本デザイン保護協会意匠研究会会員
(一社)日本MOT振興協会知的財産委員会副委員長 など
凸版印刷株式会社 専務取締役(法務本部長兼広報本部長、知財専門子会社社長)、
(一社)日本知的財産協会 副会長・ライセンス委員長・フェアートレ―ド委員長、慶應義塾大学大学院(理工)非常勤講師、(一社)日本経済団体連合会 知的財産部会長、東京理科大学専門職大学院研究科長・知的財産戦略専攻教授などを歴任。
豊富な実務経験と高度な知見を有し、様々な知的財産関連の機関におけるセミナーの講師としても活躍中です。
<主な著作>
「企業経営における知的財産活用論」
「技術経営(MOT)におけるオープンイノベーション論」
「知的財産契約実務ガイドブック」「ライセンス契約実務ハンドブック」
「特許実施契約の基礎知識」(いずれも発明推進協会) 他