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2022年1月19日開催 アイアール技術者教育研究所 公開セミナー


磁気センサの技術開発と設計手法

《 開発上の技術知識と進め方 》

日程

2022年1月19日(水)
10:00~16:00

場所

Zoomミーティング
によるオンラインライブ受講

定員

上限無し

受講料

39,600円/1名
(税抜価格:36,000円)

セミナーの内容(予定)


1. センサの一般知識
1-1. センサとは
~自動車用センサ搭載図
1-2. 各種センサの主な原理と特徴
⑴磁気センサ
⑵温度センサ
・温度センサの種類
・代表的な2方式と使い方
⑶ひずみ応用センサ(荷重、圧力、加速度、音波)
・ひずみゲージの原理と各種特徴
・ひずみゲージ以外のひずみ検出原理
⑷光センサ
・光センサを構成する素子
・各種検出方式と特徴
⑸化学センサ
1-3. 磁気センサの特徴
1-4. 磁気センサの用途
⑴自動車用(回転、角度、電流、位置・・・)
⑵一般工業用(磁気ディスク、探傷、方位、自転車)
⑶医療用(心磁図、脳図)

2.開発の進め方について
2-1. 研究開発と事業化
・魔の川、死の谷、ダーウィンの海
2-2.  開発ステップの特徴と進め方
⑴各ステップの特徴
⑵技術開発から商品化への進め方
⑶マーケティング手法の活用
PEST、3C、SWOTの概要と使い方

2-3. 検出対象の明確化
2-4. 可能性のある原理を比較する
2-5. 構造の想定(原理と構造の仮決定)
2-6. 事業化できる原理、構造を選択する
2-7. 開発環境整備

3.磁気回路の設計知識
3-1. 磁石の物理的意味
⑴磁性体とは
⑵磁気の源は
⑶強磁性体の構造(磁区、磁壁)
3-2. 各磁石材質と特徴
⑴フェライト磁石 、アルニコ磁石 、希土類磁石 、ボンド磁石
3-3. 磁石設計技術
⑴磁石の構造、磁区
⑵磁化、磁界、磁束密度とその関係式
⑶磁石技術データの見方と設計
・BHカーブ、磁化曲線、動作点
・温特や不可逆減磁の留意検討、パーミアンス係数
⑷磁石の種類とデータ
3-4. 磁気回路の設計
⑴各種磁性材料と特徴
⑵軟磁性コアと使い方の留意点
⑶シミュレーションと実機確認

4. センシングデバイスの知識と特徴 
4-1.  各デバイスの特徴、特質
⑴リードSW 、ピックアップコイル
⑵ホール素子/IC
⑶半導体MR
⑷AMR(強磁性MR)
⑸GMR/TMR
⑹MI素子、ほか
⑺レゾルバ
⑻渦電流
4-2. よく使われるデバイス例と実使用方法
⑴ホールICの長短所と留意すべき実設計
・エレメント方式、回路方式、留意点
⑵MR素子の長短所と留意すべき実設計
・エレメント方式、回路方式、留意点

5. 構造設計
5-1. 環境条件と品質設計
5-2. 主な構成部品の設計留意点

講師プロフィール


岩瀬 栄一郎 講師

岩瀬 栄一郎(いわせ えいいちろう)

岩瀬技術士事務所 代表
大手自動車部品メーカーA社 勤務

  • 1986:東京理科大学 理工学部 物理学科卒業。 同年A社入社
  • 1986-1999:ピックアップ回転センサの設計に従事
  • 2000-2002:ホールIC車高センサの開発
  • 2003-2008:ホールIC回転センサ、AMR回転センサの開発および量産化
  • 2009-2015:荷重センサ、ストロークセンサ、電流センサ、LIDERの研究開発
  • 2016-:周辺監視センサの開発

トヨタグループの大手部品メーカーで各種自動車制御用センサの開発、設計を第一線で実践。
原理設計をはじめ、製造工法、構造設計、品質管理手法、課題抽出力、プロジェクトマネジメントの知見と実践が必要とされる現場において、新製品を開発し事業化するために厳しいQCDが求められる中で、2003年よりプロジェクトリーダとして開発チームを率い、数々の新製品を市場にリリースしている。

資格: 技術士(機械部門、総合技術監理部門)、QC検定2級 など

詳細

日付:
2022年1月19日
時間:
10:00 AM - 4:00 PM
参加費:
39600円

会場

オンライン

主催者

日本アイアール(アイアール技術者教育研究所)
電話番号:
03-6206-4966
メール:
ir@nihon-ir.co.jp
Web サイト:
https://engineer-education.com/