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2022年11月18日開催 アイアール技術者教育研究所 公開セミナー
産業材料としてのシリカの特徴と用途について、基礎から応用まで丁寧に解説!
一日でわかる産業材料としてのシリカの概要と用途《演習付》
セミナーの内容(予定)
- シリカとは
- おもなシリカと用途
2.1珪藻土
2.2シリカゲル
2.3アエロジル
2.4沈降性シリカ
2.5メソポーラスシリカ
2.6多孔質ガラス - シリカの評価法
3.1外観
3.2粒子径
3.3比表面積・細孔容積
3.4細孔径
3.5.粒子強度
3.6含有金属 - シリカの取り扱いに必要な重要計算(演習付)
4.1一次粒子の大きさと個数
4.2粒子比重
4.3シラノール基数
4.4比表面積
4.5細孔容積
4.6粒子径
4.7ストークスの式 - 未来材料としてのシリカ
5.1環境保全材料
5.2次世代半導体
5.3新しいシリカ(シルセスキオキサン等) - 質疑応答等
講師プロフィール
山田 佳之(やまだ よしゆき)
笛田・山田技術士事務所 代表
- 1993年 東京理科大学理学部第二部化学科卒業
- 1993-2022年 富士シリシア化学(株)
- 1996-1998年 オレゴン州立大学 企業共同研究員
- 2004-2007.年 宮崎大学工学研究科 博士後期課程 物質エネルギー工学
『Photocatalytic bactericidal effect of silica gel-supported metalloporphyrin complexes』
金属ポルフィリン錯体担持シリカゲルの可視光殺菌効果で博士(工学)の学位を取得
- 2022年 笛田・山田技術士事務所開業
自衛隊に勤務しながら1993年東京理科大学理学部第二部化学科を卒業後、富士シリシア化学(株)に入社。
入社後、ISO取得プロジェクトチーム、PL対策室を経た後、研究開発に従事。中でも湿度インジケーターシリカゲルの開発においては、プロジェクトリーダーとして基礎研究から製品化、原料調達、特許化、マーケティングまで一貫して従事して製品化に成功。また、宮崎大学をはじめ多くの大学や企業と、医薬品、食品、飼料、日用品等の幅広い共同研究を実施。更に研究開発に従事をしながら、事業所のBCP立案、災害時の緊急事態対応プロセスの構築、事業所のエネルギー管理責任者に従事。事業所の安全衛生委員会に労働安全コンサルタントとして所属して労働安全業務にも従事。
2022年シリカ無機多孔質材料、環境保全、労働安全衛生の専門家として笛田・山田技術士事務所を開業。
2007年 社内技術賞受賞
2017年 南九州化学工学懇話会技術賞受賞